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[2]人に見てもらうためのちょっとした努力

魅力的な小説サイトとは?

 魅力的な、人を惹きつけて離さない小説サイトとはなんでしょうか。小説サイトのメインコンテンツはもちろん小説ですから、小説の内容がおもしろければ、続きがよみたくなればそのWebサイトはその人にとって魅力的なWebサイトと言えるでしょう。
 ところが、小説がおもしろいのにWebのインターフェイスがずたぼろ、リンク切れも多くてどこに何があるか分からない、そういうサイトも数多くあるのではないでしょうか。また逆に、小説はまだ書き出したばかりでそんなに充実していないけれど、見た目を美しくしただけでリピーターが増える、こういうことも考えられます。
 いま企業が手がけているサイトは見た目と機能の両方に手をかけており、リピーター確保のために躍起になっています。ナビゲーションが悪く、どこになにがあるかわからない、説明不足、Webページが表示されない、こうしたサイトはいいサービスを持っていてもリピーターが増えないために苦労しており、PV(ページビュー)はどんどん下がっています。企業はたかがWebサイトの構築のために数十万から数百万、あるいはシステム導入のために数千万円をかけ、それだけの投資がたいへん重要なものであるということをここ数年になってやっと認識し出しました。企業に限らず、個人のサイトも例外ではありません。
 見た目を美しくするということは、お客様をもてなすことと一緒だという認識をしていきましょう。
 例えば友達が自分の家に遊びに来るとき、汚く散らかったままの部屋に通すのは心苦しいので、あなたは絶対に掃除をするはずです。そして友達がゆったりリラックスできるように感じのいいBGMをかけたり、座布団やクッションを差し出して、お茶とお菓子を出しますね。訪れた人におもてなしをするわけです。
 もっとわかりやすい例を挙げてみましょう。飲食店やショップなどに行ったとき、店員のサービスが悪いだけでムッとしたことはありませんか。「お金を払ってるのに。もう二度とこんな店に来るもんか」。ほとんどの人がそう思うはずです。当然、お金を払ってサービスを得ているわけですから怒りますよね。
 Webサイトも同じです。もしあなたが数多くの人に見てもらいたいと思ってWebを公開しているのなら、「見に来た人が気持ちよく見られるWeb」を作ろうと考えてみませんか。結局のところ、おもてなしがよければ、それだけで人は気持ちよく過ごせるものです。
 私はすべてのWebサイトはすべてサービスであると思っています。無料有料に限らず、とくに無料だからこそサービスの精神は必要です。個人サイトでそれはどうかな、と思う人もいるかもしれませんが、人に見てもらうためにWebサイトを作っているなら、収益があろうがなかろうが、それはすべてサービスなのだと認識したほうがいいと思います。だってほら、会社から帰ってきて疲れていても、Webサイトだけは更新するパワーって、サービス精神以外のなにものでもないじゃないですか。見てくれる人がいるから更新しようってことですもんね。


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